平松食品「佃煮のイノベーション」

2013年09月04日

私からすると遠い親戚にあたる「平松食品」さんは90年以上「佃煮」を作っています。
どちらかというと縮小傾向にある業界の中でイノベーションをし続け頑張っています。
ちょうど中小企業庁のメルマガのコラムに紹介されていたので、みなさんにも読んでいただきたくブログに掲載させていただきました♪
もし良かったら、一度、平松食品さんの佃煮を食べてみて下さいませm(__)m
平松食品HP http://www.bisyoku.com/

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★巻頭コラム★
「伝統食を海外に売り込む」

◆「佃煮」といえば、日本の伝統的な保存食。ご飯のお供として親しまれていたが、国内需要は停滞または減少気味という。だが、新しい魚介類の食材を探して新商品開発に高い意欲を持ち、さらに海外市場の開拓に積極的に乗り出している中小企業がある。愛知県豊橋市の佃煮メーカー「平松食品」だ。
◆同社は大正11(1922)年創業と90年以上の歴史を持ち、現在の平松賢介代表取締役は3代目。以前は家内工業で、大手ブランドの下請けだった。
魚介類を原料とした佃煮の内需が減少する中で廃業する同業も多く、業界は小規模企業ばかりでブランド意識も低かったという。そこで、平松氏はまず、経営の近代化に乗り出した。
◆先代の甘露煮製造技術は「すごかった」というが、その製造工程は経験や勘に頼っていた。そこで賢介氏は製造工程を数値化して量産を容易にした。また、業界では初となる食品の国際安全規格「ISO22000」や「HACCP」、国際品質規格の「ISO9000」を相次いで取得した。そのスピードは大企業並みだ。下請けから脱するために、自社ブランド製品の販売も始めた。
◆海外に目を向けたきっかけは、平成17年の愛知万博だ。佃煮を出展したところ外国人に人気となったため。その後は各種の海外展示会に出品したり、レストランに提供してメニューを開発してもらったりした。その結果、米国では寿司ネタやハンバーガーの具材などに使われているほか、香港や台湾のレストランでもメニュー化されるなど成果が出ているという。一昨年には同社が中心となって愛知県食品輸出研究会を設立。平松氏が会長を務め、現在22社が加盟し、共同で海外の展示会に出品するなど輸出拡大を狙っている。
◆平松氏はブランド力向上、イメージアップにも熱心だ。世界食品コンクール「モンドセレクション」に積極的に出品。「さんま蒲焼」「いわし甘露煮」は5年連続で金賞受賞、「あゆ甘露煮」は3年連続で最高金賞受賞だ。守るだけの伝統では、衰退するケースも多い。平松食品の「伝統」と「革新」は歴史ある中小企業の生き残りの一つのケースともいえそうで、海外での日本食ブームに佃煮が入る日が近いかもしれない。(編集子)

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中小企業庁のメルマガより